
サイト運営をしてるやっぱり気になってくるのはサイトへのアクセス数。
だって全然増えないんだもん。
RankGuru SEOとか買い切りで安いからいいって人もいるんですけど、使ってみるとかゆいところに手が届かない検索順位チェックサービスなんですよね。
満足度は低いわけです。
なかなかMac対応の検索順位チェックツールがなくて、探していると遂にイケてる検索順位チェックツールSERPOSCOPEに出会うことができました。
SERPOSCOPEとは
SERPOSCOPEはGoogleでの検索結果順位の確認ができる無料のオープンソースツール。
Windows、Mac、Linuxで利用することができます。
本当にMacに対応しているのは嬉しいですね。
しかも登録キーワード数に制限もない!
いいところしかないように聞こえますが、英語とフランス語しかないのでちょっとしたエラーなどの日本語での解決方法の情報が、少ないのがデメリットでもあります。
あとはやはり無料のサービスなのでいつサービスが終了するのか?が不安なところです。
SERPOSCOPEトップページ
SERPOSCOPEをインストール
SERPOSCOPEをMacで利用するにはJavaを使用するのでダウンロードする。
SERPOSCOPEをダウンロード
ページのトップにあるDownloadボタンをクリックするとサイト中断のダウンロードページへ移動します。
SERPOSCOPEダウンロードページ
Windowsなど各OS別のダウンロードボタンが並んでいます。
Macユーザーなのでjarをクリックしてファイルをダウンロードします。
ダウンロードが終わるとserposcope-2.7.1.jarのファイルがダウンロードされています。
ファイルが開けない場合はこちらのブログを参考にしてください。
https://bamka.info/mac-app-security
ファイルを開こうとするとJDKのインストールが必要です。と表示されるので詳しい情報...をクリックする。
OracleのサイトへリンクするのでJDKのインストールを進めていきます。
Oracle Java SE Downloadsページ
jdk-9.0.1_osx-x64_bin.dmg
のファイルを開きます。
Accept License Agreementにチェックボックス
URLにhttps://127.0.0.1:7134/を入力するとSERPOSCOPEの登録画面が表示されます。
メールアドレスとパスワードをしてSERPOSCOPEのアカウントを作成します。
SERPOSCOPE登録ページ
入力フォームに記入を済ませたらCreateボタンをクリック。
ボタンをクリックするとAdmin account createdと表示されたら無事に登録完了です。リメールとかはないのでそのまま登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインできます。
SERPOSCOPEの設定
SERPOSCOPEに登録が終わって、ログインできたら最初にSETTINGメニューのGENERALから設定を行っていきます。
ADMINページ
GENERAL
SERPOSCOPEにログインできたら、まずはGENERALから設定をしていきます。
GENERAL
GENERAL設定
Cron time (Server time = XX:XX)
自動で検索結果順位を取得してくれる時間設定です。デフォルトの設定では空欄になっていてSERPOSCOPEは起動しません。
自動で検索結果を取得してくれるのでPCを起動している時間帯を設定するのがいいと思います。
例えば9時に設定する場合は09:00と入力する。
History limit (in number of days)
検索順位を保存してくれる期間の設定です。
デフォルトの設定では365になっていて1年間検索順位を保存してくれます。数字を0に変更すると無期限で検索結果を保存してくれますが、フリーの容量が138 GBなのでデフォルトの365日の設定でいいと思います。
DISPLAY
ここではレポートのグラグの表示などが設定できます。
DISPLAY設定
Search default display mode
SERPOSCOPEにログインした時のトップページに表示されるグラフを選べます。
Summaryを選ぶとこんな感じで表示されます。
Sammary
Tableを選ぶとこんな感じです。
Table
Website default display mode
Websiteページから登録したサイトをクリックした時に表示されるグラグ設定です。
登録したサイト一覧からグラフも選択できるので特に設定する必要はないかもです。
Search default display mode
Searchesをクリックした時に表示されるグラフ設定です。
CAPTCHA
CAPTCHA設定
DEFAULT SEARCH OPTIONS
DEFAULT SEARCH OPTIONS設定
TLD
検索結果を取得するGoogleのトップレベルドメインの設定です。
デフォルトではcomになってるので日本語サイトを運営してるならco.jpに変更。
日本以外の国のサイトやブログを運営してる人は対象国のトップレベルドメインに変更。例えばアメリカだとデフォルトの設定のままのcom。お隣の国、韓国であればco.krとかになります。
Datacenter
特定のIPアドレスからの検索結果を排除する設定です。
特に変更する必要はないです。
Device
検索結果を取得するデフォルトのデバイスを設定します。
SERPOSCOPEはPCもモバイル両方のデバイスの検索結果を取得できるので、どちらでも構わないと思います。
Local
検索がどの国から行われたかパラメーターをつけることができます。
Custom parameters
サイト・キーワードの登録
GROUPS
グループを作成して検索順位結果を調べたいサイトやキーワードを登録するページです。
Groups
サイトを登録するにはグループを登録する必要があります。ヘッダーにあるメニューからGROUPSをクリックするとGroupsページが表示されます。
New groupをクリックしてグループを登録します。
日本語でも登録が可能です。
グループを登録
最大6個のグループが作成可能です。
登録されたグループリスト
Websites
グループの登録が終わったら今度はサイトを登録します。グループリストからグループを選んで名前をクリックしてWebsitesページに移動します。
サイトを登録
Add websiteをクリックしてサイト名とURLを登録します。
サイト名とURLを登録
登録をしてSaveをクリックすればサイトの登録は完了です。
Invalid patternと表示されてしまって登録ができなかったですが、RegExにチェックを変更すると無事に登録できました。
Invalid patternと表示されてしまったら違ういくつかチェックボックスを試してみてください。
Searches
このページで調べたいキーワードの登録やトップレベルドメインの設定を行います。
ターゲットキーワードの登録
Keyword
Keywordに検索順位結果を調べたいキーワードを登録します。
複合ワードにも対応していますし、登録するキーワード数に制限はありません。
入力フォームの一番下にあるBulk importを使うと複数のキーワードを一括で入力できます。
Datacenter
特定のIPアドレスからの検索結果を排除する設定です。
特に変更する必要はないです。
TLD
DEFAULT SEARCH OPTIONSで設定したGoogleのトップレベルドメインが表示されています。
変更したい場合はここで個別の変更も可能です。
Device
最近のGoogleはPCとモバイルの検索結果が違うので検索順位をチェックしたいデバイスを設定します。
設定前にGoogleアナリティクスでデバイス別のSEOアクセス数を調べてからデバイスを決定するのもいいと思います。
Local
キーワードを登録するとグループを登録した時のようにキーワードがリスト化されます。
登録されたキーワードの検索結果順位を見るには、ヘッダーメニューにあるCHECK RANKSをクリックして登録したキーワードの検索結果を読み込みます。
検索結果を確認するボタン
登録した初日はLOST POSITIONSは見れません。
無料でここまで提供してくれるんですか?ってくらい満足度は高い検索結果順位チェックツールです。
Macユーザーのサイト運営者、ブロガーの方は是非、一度、使ってみてください。
TechDays一押しの検索結果順位チェックツールです。